社協(しゃきょう)について
正確には“社会福祉協議会”と言います。
社会福祉協議会は、誰もが安心して暮らせる“明るい元気な福祉のまちづくり”をめざして、地域の皆さんやボランティアの方々、各種住民組織や行政機関、福祉・医療保健の関係者などの参加と協力を得ながら、地域福祉の推進に向けた活動を行う民間の社会福祉団体で、各都道府県・各市区町村に設置されています。
社会福祉協議会(社協)は、住民の皆さんを会員として構成されている団体で、その活動の源は“住民の皆さんの声(ご意見)”です。
“今住んでいる地域がこうだったらいいのになぁ”
“もしこれがあったら生活が楽になるのになぁ”
などの声をいただき、それを一緒に考え解決に向けて取り組んでいます。
社協の財源について
社協の財源は、住民の皆さんから寄せられた会費や寄附金の他、国・県・市からの委託金や助成金、介護保険サービス事業などによる収入です。主な財源の詳細は次のとおりです。
会費
皆さんからご協力いただいている「社協会費」で、地域福祉推進事業を実施するための財源です。
寄附金
皆さんからご協力いただいている「善意の寄附金」です。地域福祉推進事業と福祉有償運送事業を実施するための財源です。
受託金
いなべ市より受託を受けている事業の収入です。
(敬老事業、障がい者の日常生活訓練、介護予防プラン作成等)
社協の活動原則
社協は次の5つの活動原則に基づいて地域の特性を活かした活動を展開しています。
◆住民ニーズの原則
様々な調査などにより、地域住民の要望・福祉課題などの把握に努め、住民ニーズに基づく活動を第一に進めます。
◆住民活動主体の原則
住民の地域福祉への関心を高め、そこから生まれた自発的な参加による組織を基盤として活動を進めます。
◆民間性の原則
民間組織らしく、開拓性・即応性・柔軟性を活かした活動を進めます。
◆公私協働の原則
社会福祉及び保健・医療・教育・労働などの行政機関や民間団体などとの連携を図り、行政と住民組織との協働・パートナーシップによる活動を進めます。
◆専門性の原則
住民の福祉活動の組織化、ニーズ把握調査、地域福祉活動の計画づくりなど、福祉の専門性を活かした活動を進めます。
社協のシンボルマーク
このマークは、社協のシンボルマークで全国共通です。社会福祉および社会福祉協議会の「社」の文字を図案化し、「手を取り合って、明るい幸せな社会を建設する姿を表現しています。昭和47年、全国社会福祉協議会20周年を記念して、公募によりデザインが選ばれ制定されました。